個人情報保護について

• 個人情報保護への取り組みについて
• ＳＷＣＣ健康保険組合 個人情報保護ポリシー

個人情報保護への取り組みについて

平成28年3月1日改訂

ＳＷＣＣ健康保険組合は、被保険者や被扶養者（以下「被保険者等」という）に係る適用情報、診療報酬明細書等の個人情報を取り扱っています。従来から個人情報の漏洩等が生じないよう慎重に対応してまいりましたが、平成17年4月1日より「個人情報の保護に関する法律（平成15年法律第57号）」が、平成27年10月5日より「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する法律(平成25年法律第27号)」が施行されるにあたり、下記のとおり個人情報保護についての取り組みを推進いたします。

1.個人情報の範囲について

被保険者等の氏名、住所、性別、生年月日、適用関係情報（資格の得喪、標準報酬情報等）、診療報酬明細書関係情報（医療費、受診、治療情報等）、現金給付情報（傷病手当金、出産育児一時金等、付加給付等）、柔道整復関係情報、疾病予防事業関係情報（人間ドック、生活習慣病健診、婦人科健診、歯科健診の健診データ等）、特定健診・特定保健指導関係情報（特定健診、特定保健指導のデータ等）などの個人情報。

2.個人情報の利用目的について

上記１の個人情報を次の利用目的のために使用し、当利用目的の達成に必要な範囲を超えて使用いたしません。

（*）は、他の事業者等への情報提供を伴います。

• 被保険者等に対する保険給付に必要な利用目的
  • 保険給付及び付加給付の実施
  • 高額療養費及び一部負担金等の給付データ処理の外部委託（*）
  • 高額療養費及び一部負担金等の自動払い（*）
  • 海外療養費に係る翻訳の為の外部委託（*）
  • 第三者行為に係る損害保険会社等への求償事務、損害保険会社・医療機関への相談又は届出等（*）
  • 健康保険組合連合会の高額医療給付の共同事業（*）
• 保険料の徴収等に必要な利用目的
  • 被保険者資格の確認並びに標準報酬月額及び標準賞与額の把握
  • 健康保険料の徴収
  • 被扶養者の認定及び検認
  • 健康保険被保険者証等の発行、更新（*）
  • 被保険者等の資格等のデータ処理の外部委託（*）
• 保健事業に必要な利用目的
  • 健康の保持・増進のための健診
  • 健康増進施設（保養所等）の運営
  • 高額医療費・出産費に係る資金貸付事業の実施
  • 医療機関への健診の外部委託（*）
  • 特定健診・特定保健指導に係る外部委託（*）
  • 保健指導、健康相談に係る産業医への委託（*）
  • 保健事業（ジェネリック医薬品差額通知、各種補助金の支給）に係る外部委託（*）
  • 健診結果の事業主との共同利用（*）
  • 被保険者への医療費通知
  • 特定人間ドック対象者の選定及び対象者の事業所への通知（*）
• 診療報酬等の審査・支払に必要な利用目的
  • 診療報酬明細書等の内容点検・審査及びその外部委託（*）
  • 診療報酬明細書の電算処理のためのデータ作成、画像データ作成処理の外部委託（*）
  • 柔道整復施術療養費支給申請書等の内容点検・審査及びその外部委託（*）
• 当健康保険組合の運営の安定化に必要な利用目的
  • 医療費分析・疾病分析（*）
  • 医療費通知に係るデータ処理等の外部委託（*）
• 特定個人情報について

  特定個人情報とは、個人番号（通称マイナンバー）（個人番号に対応し、当該個人番号に代わって用いられる番号、記号その他の符号であって、住民票コード以外のものを含む）をその内容に含む個人情報を指します。

  特定個人情報は「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」（以下「番号法」という。）により、行政機関等の行政事務を処理する者の間で情報連携をする（例：健保組合の扶養認定に際し、市町村より課税・非課税情報の提供を受ける）等、利用範囲が定められており、番号法で定める利用範囲において特定した利用目的を超えて、利用しません。

  なお、上記1、2における届出については、個人番号が付され、特定個人情報となる場合があり、1、2で定める利用目的や利用方法で使用する場合、番号法に定める利用範囲以外となるため、個人番号をマスキング、削除する等の措置を講じます。

3.第三者への提供について

当健康保険組合は、被保険者等から収集した個人情報を以下の場合を除き、本人の同意を得ないで第三者に提供いたしません。ただし、特定個人情報である場合、本人の同意の有無にかかわらず、番号法第１９条に定める場合を除いて第三者に提供しません。

• 「個人情報の保護に関する法律」により例外的に許容される場合
• 利用目的遂行のために業務を外部委託する場合（高額療養費及び一部負担金等の給付データ処理、被保険者等の資格等のデータ処理、保健事業、診療報酬明細書等の内容点検・審査、医療費分析等）
• 個人情報を事業主等と共同で利用する場合（５項に詳細を明示）

4.高額療養費及び付加給付、「医療費と給付金支給額のお知らせ」並びに各種補助金の取り扱いについて

当健康保険組合は、被保険者の利益や当健保・事業主の事務処理負担等を総合的に勘案し、従来通り下記の取り扱いを継続いたします。

• 高額医療費及び付加給付を、本人の申請に基づかずに事業主経由で、被保険者にお支払いたします。（従来通り）
• 「医療費と給付金支給額のお知らせ」を世帯単位で作成し、被保険者にお渡しいたします。（従来通り）
• インフルエンザ予防接種費用の補助金、契約保養所利用に対する補助金を事業主経由で被保険者にお支払いいたします。（従来通り）

なお、当取り扱いにご同意をいただけない場合は、「７．問い合せ先」までご連絡いただければご説明をさせていただきます。

5.個人情報の共同利用について

当健康保険組合は、その保有する個人情報(個人データ)について、次のとおり共同での利用を行います。

• 高額医療給付に関する交付金交付事業
  • 目的
    健康保険法附則第2条に基づき、当組合にとって高額な医療費が発生した場合、その費用の一部を健康保険組合連合会に申請し、交付を受ける。
  • 共同利用する個人情報(個人データ)の項目
    診療報酬明細書（調剤報酬明細書を含む）に記載された事項
  • 個人データを利用する者の範囲
    当健康保険組合　保険給付担当者
    健康保険組合連合会・高額医療支援グループ職員及び業務処理委託業者
  • 個人データ管理責任者
    当健康保険組合は、常務理事とする。
    健康保険組合連合会は、高額医療支援グループ　グループマネージャーとする。
• 任意・特定人間ドック、生活習慣病健診、婦人科健診の結果
  • 目的
    被保険者等に対して、保健指導・健康相談を効果的に行うため、健診結果を事業主と共同で利用する。
  • 共同利用する個人情報(個人データ)の項目
    各種健診受診者に係る氏名、生年月日、事業所名、事業所社員コード、健診日、健診種目、健診実施医療機関名、健診結果、所見、相談・指導内容
  • 個人データを利用する者の範囲
    当健康保険組合　保健事業担当者
    ＳＷＣＣ株式会社　総務担当部門の安全衛生担当者
    他事業所も上記同様、各総務担当部門の安全衛生担当者
  • 個人データ管理責任者
    当健康保険組合は、常務理事とする。
    ＳＷＣＣ株式会社　総務担当課長
    各事業所　統轄安全衛生管理者ないし総務担当課長
• 特定健診・特定保健指導の結果
  • 目的
    40歳以上の被保険者等に対して、健康の保持・増進を効果的に行うため、特定健診結果及び特定保健指導結果を事業主と共同で利用する
  • 共同利用する個人情報(個人データ)の項目
    健診受診者及び保健指導利用者に係る氏名、生年月日、事業所名、事業所社員コード、健診日、健診種目、健診実施医療機関名、健診結果、所見、保健指導委託機関名、保健指導内容及び結果
  • 個人データを利用する者の範囲
    当健康保険組合　保健事業担当者
    ＳＷＣＣ株式会社　総務担当部門の安全衛生担当者
    他事業所も上記同様、各総務担当部門の安全衛生担当者
  • 個人データ管理責任者
    当健康保険組合は、常務理事とする。
    ＳＷＣＣ株式会社　総務担当課長
    各事業所　統轄安全衛生管理者ないし総務担当課長

なお、共同利用の停止を希望される場合は、「7.問い合せ先」までご連絡ください。

6.個人情報の保護管理、廃棄・消去について

各種届出、申請書類、レセプト等の紙に記載された個人情報については、入力処理が終わった際、当組合の文書管理規程により規程保存年数まで保管し、確認等の必要がある時以外は保管場所から持ち出さないこととします。また、紙以外の媒体による個人情報については、システム等運用管理規程により、適正に保存管理を行います。

規定の保存年数を経過した個人データや処理が終わり不要となった個人データについては、紙の書類は読み取れない大きさに裁断し、大量個人データの廃棄については、委託業者に委託し、溶解処理を行います。また、パソコンや磁気媒体の廃棄についても、データ消去ソフトによってデータが読み取れない様にして、廃棄またはリース返却します。

7.問い合せ先について

当健康保険組合が取り扱う個人情報に関する苦情や開示、訂正等の請求及び当取り組みの内容に疑義等がある場合には、次の問い合せ窓口にご連絡ください。

8.その他

当健康保険組合は、加入者の個人情報取扱に関する法令等を遵守するとともに、本取り組みの内容を適宜見直し、その全部又は一部を改訂することがあります。当改訂が行われた場合は、ホームページや掲示板等を利用してお知らせいたします。

ＳＷＣＣ健康保険組合 個人情報保護ポリシー

ＳＷＣＣ健康保険組合は、加入者個人に関する情報（以下「個人情報」という）を適切に保護する観点から、以下の取り組みを推進します。

• 個人情報の保護に関する当健康保険組合の「個人情報保護管理規程」を制定するとともに「個人情報保護法」「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律（番号法）」及び関係する法令等を遵守します。
• 当健康保険組合は、取得した加入者の個人情報について、適切な安全処置を講じることにより、個人情報の漏洩、紛失、毀損又は個人情報への不正なアクセスを防止することに努めます。
• 当健康保険組合は、加入者から提供して頂いた個人情報を、加入者の健康保持、増進など加入者にとって有益と思われる目的のために使用いたします。
• 当健康保険組合は、あらかじめ加入者から事前の同意を得た場合を除き、個人情報を第三者に提供いたしません。また、個人番号を含む個人情報（以下「特定個人情報」という。）については、本人の同意有無にかかわらず、番号法に定める場合を除き、提供致しません。ただし、特定個人情報でない個人情報について、次の各号に該当する場合は、事前の同意を得ることなく、個人情報を第三者に提供することがあります。
  • 法令の定めに基づく場合
  • 人の生命、身体又は財産の保護のために必要であって、加入者の同意を得ることが困難である場合
  • 公衆衛生の向上または児童の健全な育成の推進のために必要であって、加入者の同意を得ることが困難である場合
  • 国の機関若しくは地方公共団体又はその委託を受けた者が法令の定める事務を遂行することに対して協力する必要がある場合であって、加入者の同意を得ることにより当該事務の遂行に支障を及ぼすおそれがある場合
• 当健康保険組合は、利用目的遂行のために業務を委託する場合、個人情報の取り扱い に関して委託先を適正に管理及び監督します。
• 当健康保険組合の業務を委託する場合については、より個人情報の保護に配慮したものに見直し・改善を図ります。業務委託契約を締結する際には、業務委託の相手としての適格性を十分審査するとともに、契約書の内容についてもより個人情報の保護に配慮したものとします。
• 当健康保険組合は、法令等の制定改廃や情勢の変化により、本基本方針や個人情報保 護管理規程を適宜見直し、改善に努めます。