[2025/11/11] 
市区町村が実施するがん検診受診のおすすめ

当組合に加入している皆さまへ

皆さまがお住まいの市区町村では、がん検診の受診補助を実施していることをご存じでしょうか。

現在わが国のがんによる死亡者数は年間37万人を超え、死亡原因の第1位です。そのうち、主に20歳~60歳代前半の働く世代の方のがん死亡者数は全体の約1割ですが、40歳を過ぎると年齢とともにがん死亡者数は増えていきます。がん検診を受けることは、がんを無症状のうちに早期発見・早期治療し、がんで亡くなることを防ぐことにつながります。

健康増進法に基づく健康増進事業として市区町村で行っている主ながん検診は胃・肺・大腸・乳・子宮の5種類です。ただし、検診内容・対象者・費用(無料又は一部負担)は市区町村によって異なりますので、お住まいの市区町村のホームページ等でご確認ください。

(詳しくは下部URLをご参照ください)

特に当組合では、40歳以上の加入者(被保険者・被扶養配偶者)に対し、「人間ドック」、全年齢の女性(被保険者・被扶養配偶者)を対象とした「婦人科健診」にてがん検診の受診補助を実施しておりますが、将来の疾病に備え、健保の補助だけでなく、市区町村の補助も活用して受診することをおすすめします。

がんの中でも子宮頸がんは20歳代後半から増加し、30歳代から40歳代が最も多く、全国で毎年約1万人がかかり、3千人弱の方が亡くなっています。早期治療により9割以上が治癒し、妊娠・出産にも大きな影響を与えないため、子宮頸がん検診を定期的に受診し早期発見・早期治療をすることが重要です。

<ご参考>(厚生労働省・都府県が公開しているがん検診案内ホームページ)

 〇厚生労働省:あなたの街の「がん検診」

https://www.gankenshin50.mhlw.go.jp/contact-by-municipality/contact.php